お尻から足にかけて痺れや痛みがある方という方は多いのではないでしょうか。「痺れがひどくなって長時間座るのが辛い」「痛みがあって足を引きずってしか歩けない」「夜も痺れが気になって寝られない」などさまざまなお悩みを抱えていらっしゃるでしょうが、これらの症状がある方は坐骨神経痛の可能性があります。
そこでこの記事では、坐骨神経痛の症状やその原因について詳しく解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
おしりから足にかけて痺れがある人は坐骨神経痛の可能性あり
坐骨神経痛とは腰痛の一種で、病名とは違って症状に対して付けられている呼び方です。そのため、坐骨神経痛といっても人によってさまざまな症状が現れることがあります。ここでは、一般的なおしりから足にかけての痛みやピリピリとした痺れだけでなく、その他の坐骨神経痛の症状もご紹介します。もしも当てはまるものがあったら、まずは病院などの受診を検討するようにしましょう。
痛みや痺れなどの症状がある
坐骨神経痛は腰から足に向かって約1mにわたって伸びている坐骨神経が圧迫されたり、刺激されたりすることによって引き起こされます。痛みや痺れはとくにお尻から太ももにかけて生じやすく、人によってはかかとや足裏まで及ぶ場合もあります。また、片足だけ症状が出る場合がほとんどですが、稀に両足ともに症状が出ることもあるのです。
排尿障害がある
坐骨神経痛になると、排尿障害を伴う場合があります。水分を摂ることを控えていてもやたらとトイレに行く回数が増える頻尿や、それまでなかった尿失禁が起こり、自分に自信をなくしてしまうケースも見受けられます。
いつもとは違う感覚がする
坐骨神経痛では会陰部の痺れやほてりなど、いつもとは違う感覚が引き起こされることがあります。おしりや足に痺れが出ている上にいつもとは違う感覚まであると不安になると思うので、変に我慢をせずに、なるべくすぐに病院などを受診しましょう。
おしりや足の痺れの原因!坐骨神経痛の原因とケア方法とは?
お尻や足がビリビリ・ピリピリと痺れることの多い坐骨神経痛ですが、思わぬ病気が隠れている可能性があるので、まずは原因を突きとめる必要があります。主な原因として考えられるのは次の3つなので、その特徴やケア方法についてご紹介します。
腰部脊柱管狭窄症
「腰部脊柱管狭窄症」とは、主に老化に伴って腰の脊椎である腰椎の脊柱管部分が狭くなった状態のことをいいます。お年寄りの方がしばらく歩いていると足腰が辛くなって、休まなければ歩けなくなることがありますが、その原因として多いのが腰部脊柱管狭窄症によるものです。
腰部脊柱管狭窄症は程度の差こそあれど、おしりや足に痺れが出る坐骨神経痛を伴うことが多く、日頃から体を十分にケアしてあげたいものです。整体でのさまざまな療法で症状の改善が期待できるので、自分に合った頻度で通うことをおすすめします。
腰椎椎間板ヘルニア
「腰椎椎間板ヘルニア」とは、腰にある背骨を構成している骨と骨の間の椎間板が負荷によってはみ出してしまった状態のことをいいます。腰椎椎間板ヘルニアになると、坐骨神経が通っているお尻から足にかけての部分に痛みや痺れが出やすくなります。
腰椎椎間板ヘルニアは激しい痛みを伴うことだけでなく慢性化しやすいため、病院での適切な処置が必要です。しかし、その後、体の機能を回復させるリハビリの一環として整体での電気刺激療法や温熱療法が有効です。
梨状筋症候群
「梨状筋症候群」とは、スポーツや仕事によって足腰に負担が掛かって、おしりの筋肉のひとつである梨状筋の状態が悪化すると起こります。足腰への負担によって梨状筋が坐骨神経を圧迫することがあり、そうなるとお尻や足に痺れが出るのです。
腰回りを中心に体を冷やさず症状がひどい時には安静にすることで状態が悪化した筋肉を休めて、治癒を目指せます。整体での適切な療法を受けることで症状改善が期待できるので、積極的に受けてみましょう。
まとめ
おしりや足に痺れがある人は坐骨神経痛の可能性が考えられ、合わせて排尿障害やいつもとは違う感覚を感じていることがあります。
坐骨神経痛の主な原因は腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群があります。まずは原因を突きとめることが大切なので、受診するようにしましょう。
「ほぐしんON&OFF」はおしりから足にかけて痺れがある方にも多くご利用いただいている、東京都北区赤羽西にあるリラクゼーションサロンです。当店ではお客様が抱えていらっしゃる症状や部位に合わせてリラクゼーションや整体、ドライヘッドスパなどを組み合わせたオーダーメイドの施術が可能です。おしりや足の痛みはもちろん、腰や首、肩などの痛みについても解消可能です。ケアを始めるのは早いほど効果が出やすいので、ぜひこの機会にご来店ください。ご不明点等ございましたら、お問い合わせも承っております。